カーリングの掛け声の意味は?簡単なルール説明も
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最近ではテレビをつけるとオリンピック一色になってますね。
基本的に日本人が出場している競技が中心に中継されるのですが、
「カーリング」
が多く放送されています。
これ、1試合がかなり長くて、中継時間もかなり長いですよね。
このカーリングを見ていて気になったのが「掛け声」。
あれ、なんて言ってるんだろう、というのと、どういう意味かも気になりますよね。
そこで、この掛け声の意味と、簡単なルールについても紹介します。
カーリングの簡単なルール説明
カーリングですが、基本的には、
ストーンと呼ばれる円形の石を40m先の円(ハウス)に向かって投げ、その配置で得点を競います。
チームは4人一組で、ストーンは交互に投げ合います。
各チームは4つずつストーンを投げます。
これで1エンドとなります。
これを10エンドまで行います。
エンド終了時にハウスの中心に一番近い位置にストーンがあるチームに得点が入ります。
そして、そのハウスの中心に近いストーンの数だけ得点になります。
得点したチームは次のエンドでは先攻になります。
ストーンは直径30cmで重さは20kgもあります。
このストーンをどこにどうやって配置するかなど、数手先まで読んで作戦を組んだりするため、氷上のチェスとも呼ばれています。
カーリングでは、後攻が有利になります。
そのため、先攻のチームは、後攻のチームにできるだけ少ない点数(できれば1点)で抑えるのが基本戦略になります。
(後攻は先攻のストーンを後から弾き出すことができるため有利になります)
カーリングの選手の役割
カーリングの役割はいろいろあります。
まずは「スィーパー」です。
スィーパーは、ストーンの前をブラシで掃いて、位置やスピードを調整します。
「スキップ」は、いわゆる司令塔で、状況を見て作戦や指示を出します。
「リード」は、1投目を投げる人のことで、投球後はスィーパーになります。
カーリングの掛け声とその意味は?
カーリングはストーンを投げている最中にいろいろな掛け声をかけます。
これはスィーパーに指示を出すのが目的です。
種類はそんなに多くないので、覚えておくとより理解できるかもしれません。
「イエス 、ヤー、イェップ」
これは、スウィーピングをして!という指示で、ストーンの前をブラシで掃いて、という意味です。
「ウォー、ノー、オフ、アップ」
これは、逆に、スウィーピングをやめてという指示です。
「ハード」
これは、もっと強く掃いてという指示です。
「ハリー」
これは、もっと速く掃いてという指示です。
「クリーン」
これは、ストーンの前のゴミを取り除く意味で軽く掃いてという指示です。
スィーパーは、この指示を受けてスウィーピングをします。
また、スィーパーもスキップに伝えるために声をだしています。
例えば、速いショットの時は、ストーンの速度をストップウォッチで計ってスキップに伝えたりします。
逆に、遅いショットの時は、ストーンがハウスのどの位置に止まるかを予測して、位置を数字でスキップに伝えます。
このように、スキップとスィーパーはかなり細かいやりとりをしています。
カーリングはベテランが強かったり、チーム単位で出場したりするのは、
やはりこういったチームの綿密なやり取りは時間がかかるということなんでしょうね。